嚥下内視鏡検査(VE)について
投稿日:2021年7月5日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは☺︎ 衛生士の小林です。
今回は嚥下内視鏡検査(VE)について紹介します。
口腔には食べる機能をはじめ呼吸や構音など多くの機能があります。加齢によるそれらの機能低下や現状を把握し、予防策や適応する訓練方法を探していくためこのような検査を行います。
この検査は鼻の穴から細い内視鏡を入れ、のどの様子を観察します。内視鏡を入れたまま実際の食事の一部を飲み込んでいただきます。
そうすることで食物の飲み込みの様子や唾液や痰の貯留の有無、食物を飲み込んだ後の残留の有無や誤嚥の有無、声帯の動きも評価することができます。
造影剤を用いたり検査室に移動する必要もなく、ベットサイドで普段の食事の様子を観察できます。
検査結果をふまえて、今後の食事形態や食事の姿勢の調整、嚥下訓練の方法を検討していきます。
自分の口からご飯を食べることは喜びとなり、質の高い生活を送るうえでとても重要です。
なにかお困りごとがありましたら、ご相談ください☺︎
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