妊娠中の変化について
投稿日:2023年8月30日
カテゴリ:予防関連
こんにちは☺️歯科衛生士の新保です!
まだまだ暑い日が続きますね՞
水分をこまめにとって無理せずにいきましょう☀️
最近、私の周りで結婚、妊娠、出産とおめでたいことが多くなってきました✧︎*。
今回は妊娠中のお口の中の変化についてお話させていただきたいと思います!
妊娠中に見られやすいお口の変化や問題は、、
✿つわりによって歯磨きが難しくなったり、歯磨き粉の味が苦手になると歯磨き粉に入っているフッ素や殺菌成分などの予防に有効なものを利用できない。
胃液が逆流すると強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまう。
✿食の好みの変化によって甘い物が好きになると、虫歯菌の大好物の砂糖をたくさんとるようになる。
酸っぱい物が好きになると、強い酸が歯に触れる機会が多くなり歯の表面が溶けやすくなる。
✿唾液の性質が変化して粘り気が増すとお口の中が洗い流されにくくなり、また分泌量が減ると虫歯になりかかった歯を修復してくれる唾液の再石灰化作用が弱まってしまう。
✿女性ホルモンが増加すると、このホルモンを栄養源とする歯周病菌が妊婦さんの歯茎で増殖、活発に活動するので普段歯茎が腫れない人も歯肉炎になったり、歯周病が進行しやすくなってしまう。
妊娠中は食生活や体質の変化、ケアの不足によって歯周病や虫歯のリスクが高くなっています。
つわりの時はできるだけ気分が良い時に歯磨きを行い、磨けない時はぶくぶくうがいをしましょう。
リスクが高くなっていることを頭に置いていただき、少しでもケアをしてもらうことが大切です☺️🪥
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